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マイクロスコープを
必要とする歯科治療

マイクロスコープは主に根管治療において利用されることが多いですが、ほかの歯科治療においても有効です。

根管治療においては、暗くて見えにくい根管部分にも光を当てて、肉眼の20倍程度の拡大視野で患部を鮮明に見ることができますし、補綴においては隙間や段差、ひっかかりのない密着性の高い詰めものや被せものを入れることが可能となります。
他にも、治療される歯科医師によっても異なりますが虫歯治療やインプラントなどでも使用される場合があります。

マイクロスコープを
使用するメリット

肉眼でははっきりと見えない部分まで見ることができるため、精密な治療を行えるということが最大のメリットです。

マイクロスコープに設置しているカメラで治療部位を診療室内のモニターに映し出すことができるため、小さな部分を大きくはっきり見て治療することで虫歯の削り残しや汚れの取り残しをなくし、歯に対して適合性の高い補綴物をしっかりと密着させて、隙間から菌が入るのを防ぎます。
その結果、虫歯の再発や再治療が必要となるリスクを大幅に下げることが可能になります。

マイクロスコープのある
歯科医院の割合

現在の日本の歯科医院の数が約68,000施設で、そのうちマイクロスコープを導入しているのは6,000程度と言われています。

導入率は、10の歯科医院に1つ、10%以下ということになります。

マイクロスコープを必要とする歯科治療